SDGs事例紹介

吉本興業ホールディングス 株式会社
SDGs シンボルマーク
SDGs目標 3.すべての人に健康と福祉を
SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 5.ジェンダー平等を実現しよう
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 11.住み続けられるまちづくりを
「お笑い」を通してSDGs推進

吉本興業ホールディングス 株式会社

エンターテイメント業、お笑いに関わる様々な事業

記事を読む前に知っておきたい予備知識

・笑いはストレス社会の特効薬

・笑いの医学的効果

・沖縄とお笑い

笑いはストレス社会の特効薬

昔から『笑う門には福来る』ということわざがあります。
昔と比べれば物質的に豊かになった日本ですが、反面様々な精神的ストレスも抱えがちな「ストレス社会」とも言われています。
そんな社会の中にあっても、「笑う」ことで「幸福」「安らぎ」を感じることは多いですよね。
たくさん笑うことでストレスが解消されて、明日への活力にもなります。
それを思うと、人々を笑わせてくれる芸人さんやお笑いメディアは貴重な存在と言えるのではないでしょうか。

笑いの医学的効果

ここ数十年で、実際に笑いと健康・疾病の関連が科学的に研究されてきました。
笑うことによって、以下のような医学的効果が得られるそうです。

    • 免疫細胞の一つであるナチュラルキラー細胞が活性化 ⇒ 免疫力向上
    • 血糖値の上昇を抑える ⇒ 内分泌系改善
    • 血管内皮機能を良くする ⇒ 動脈効果予防
    • コルチゾール減少 ⇒ ストレス軽減

※福島県立医科大医学部疫学講座「笑いと健康」より

「お笑い」は、私たちの健康をサポートしてくれる根拠のある効果があるようですね。

沖縄とお笑い

沖縄では「うちなーぐち」が取り入れられた独自の笑いの文化があります。地元の特徴や表現を表したローカルな笑いは、うちなーんちゅだからこそ笑える醍醐味ですよね。
大戦の悲劇を超え、アメリカ統治下など苦労の時代を経てきた苦労の中でも人々は「笑い」を通して、時には圧制者を風刺し、そして沖縄への愛情を込めて乗り越えてきました。沖縄でも「お笑い」には特別な力があるのでしょう。
そんな「お笑いの力」がSDGs推進の大きな活力になることを期待します。

SDGs取り組み内容

取り組みの概要

知名度のある所属タレントを起用して、エンターテイメントを通してSDGsの入門的な情報を発信・啓蒙活動を行っています。また、地域や自治体と連携した地元復興のためのPR活動などを行っています。

取り組みの詳細

沖縄では「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」「LAUGH&PEACE LIVE」などのイベントを通してSDGsと絡めた企画などで地域活性化を図っています。
また、2018年4月には沖縄ラフ&ピース専門学校を開校。エンターテイメントを通じて世界の架け橋都なるような人材を育成しています。また、教育分野を中心としたコンテンツを発信するプラットフォーム事業「Laugh&Peace_Mother」を設立。映像コンテンツやゲームなど最先端の技術を活用して子どもたちが楽しみながら学べるようなサービスを提供しています。

今後の展開

取材を通して感じたこと

よしもとのSDGsへの積極的な取り組みに期待

「SDGs」というと、まだまだ何だか難しい文言で、一般人には分かりにくく、国や自治体などが取り組むものじゃないか、などと遠く感じてしまって、なかなか「自分事」にしにくいイメージがあります。

でも、TVでお馴染みのお笑い芸人たちが、コントやCM映像を通して生活に身近で分かりやすくSDGsを教えてくれているのがとても好印象でした。

「私も生活の中でできることから取り組んでみればいいんだな」と感じることができますし、このような発信を通してみんなのSDGsへの感心が高まり、沖縄のSDGs推進につながるといいなと思いました。

[ 今井 ]

「エンターテインメント × SDGs」の可能性にワクワク

今回、2020年12月5日(土)沖縄コンベンションセンター(劇場棟)にて行われた「LAUGH &PEACE LIVE」に参加させていただきました。

「お笑いの会社」に地球を守ることは難しいように思えますが、「お笑いの会社」だからこそできる地球の守り方がそこにはあります。

実は、以前より吉本興業株式会社はSDGsに積極的に取り組んでおり、このようなSDGsに関するイベントを数多く実施していますが、私はこの「エンターテインメント」で「SDGs」に取り組むというよしもとならではのアプローチに全てのSDGsに取り組む自治体・企業・個人のヒントになると感じました。

SDGsは難しく思われがちですが、本当はどんな方向からでも取り組むことができ、今出来ることを模索し、実行していくことの大切さを痛感します。

またイベントでは、芸人さんやアーティストの方々と沖縄の地域の人とのコラボレーションや一般の方が制作した沖縄の「愛」を伝える動画コンテストなど、沖縄の魅力やそこに住む人の想いがたくさん詰まった1日で多くの刺激をもらい、この取材で得た経験を元に、出来るところから進んでいければと思います。

[ 伊禮 ]

最近更新されたSDGs事例紹介

SDGs目標 6.安全な水とトイレを世界中に
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
SDGs目標 13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう
「積んで、剥いて、焙煎」をやってみると、珈琲豆を見る目が変わる
農業・商品販売

珈琲栽培・カフェの営業

コーヒーを作る際の水の大量消費の削減

廃棄処分される葉や、皮のアップサイクル

SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 10.人や国の不平等をなくそう
SDGs目標 16.平和と公正をすべての人に
SDGs目標 17.パートナーシップで目標を達成しよう
授業を通してSDGsの活動を行う。
学校教育

沖縄県では、SDGs普及に向けて活動する企業・団体を「おきなわSDGsパートナー」として登録しており、「沖縄キリスト教短期大学」もその中に選ばれています。

今後も教育機関としての役割を果たすべく、学生、教職員をはじめ本学院に関わるすべてのステークホルダーの皆さまと

SDGsについて考え協働していきたいと考えております。

授業を通して、SDGsの活動を行い、外部とも連携し講師を招き講演会を行なったり、環境問題について調べ、プレゼンテーションやワークショップを行なっています。

 

 

SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
沖縄で生まれ育った伝統と想いを引き継ぎながら 常に新しい挑戦へ挑む。
陶芸家

・釉薬にさとうきびのしぼりかす(バガス)や軽石、お米の精米からでるもみ殻の使用。

・やちむんを作る工程で出た資材の再利用。

・子供たちにやちむんの魅力や文化を伝える活動。

・将来の担い手の育成。

・軽石を利用した釉薬など、独自での開発を行う。