SDGs事例紹介

昭和大学附属高等学校・中学校
SDGs シンボルマーク
SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGsを学校教育で取り組む

昭和大学附属高等学校・中学校

学校教育
昭和49年(1974)に高等学校が開校し、昭和61年(1986)に中学校が開校。 電子黒板やタブレット等を活用したICT教育の構築、グローバル教育の充実等、主体的・対話的で深い学びの追求に学校を挙げて取り組んでおり、中学校から高等学校へと連結した完全中高一貫型の特色ある教育カリキュラムを編成しています。

記事を読む前に知っておきたい予備知識

・昭和大学附属高等学校・中学校って どんな学校?

昭和大学附属高等学校・中学校って どんな学校?

昭和薬科大学附属高等学校・中学校は、「学校法人昭和薬科大学」を母体とし、戦後の1974年に開校した私立の学校で、現在は完全中高一貫校となっています。
母体の昭和薬科大学は東京の町田市にありますが、なぜ沖縄に附属学校が開校したのでしょうか?

そこには、開校当時の理事長である萩原光太郎氏が「太平洋戦争によって多大な犠牲を受けた沖縄県の復興・発展のために教育を通して人材育成で貢献したい」という思いがあったとのことで、特別な願いが込められた学校と言えるでしょう。

完全中高一貫型の特色ある教育カリキュラムを編成し、現在では沖縄県内随一の私立進学校として群を抜いた進学実績を誇る栄えある歴史を築いています。
大学合格実績では、東京大学や京都大学をはじめ、旧帝大・その他難関大学への多数の合格、国公立・私立医学科合格者数では全国14位にランキングされています。
2011年には沖縄県から初めて最難関レベルの東京大学理科Ⅲ類に2名が合格しています。
また、教育の充実度向上と合わせて「学びと創造、リーディングスクールの品格と誇り」をテーマに校内施設も一新し、学習環境の整備にも力を注いでいます。

昭和大学附属高等学校・中学校
昭和大学附属高等学校・中学校

SDGs取り組み内容

取り組みの概要

生徒が主体的に学ぶことができるように、大きくて開放的な図書館や新聞(全国紙・地方紙・英字新聞)も設置。
外部とも連携しながら金融教育や平和教育、その他政治に関することなど、さまざまな講演会を開き生徒の知見を広げたり、授業の中で環境問題について調べ、プレゼンテーションを行うなど、授業内外ともに学習環境の整備に力を入れています。

取り組みの詳細

図書館は広く開放的なつくりで短期大学の要件を満たしています。
4万冊以上の本を取り揃えており、生徒及び先生の要望を取り入れながら、知りたいことを知れる環境を整え、「図書室は有効活用しよう」という風潮が生徒達の間でしっかり根付いて、主体的な学習スタイルの根幹となっています。
図書室の前には過去2ヶ月分の新聞を設置し、全国紙・地方紙・英字新聞それぞれ揃えている為、時代の流れや世の中の動きをいち早く察知でき、生徒自身がそれらの情報を使って授業でプレゼンテーションを行うなど、連動した教育を心がけています。
また、外部と連携して講演会を積極的に開き、学校の授業だけでは学ぶことができないことも補っています。

今後の展開

具体的な施策や展望はまだまだなところはありますが、昨今のコロナの問題など世の中が急激なスピードでどんどん変わっていく中、 まずこの学校や生徒を取り巻く状況や環境を踏まえ、整理し、多角的な教育の視点で、生徒達にアプローチしていきたいと考えています。

取り組みを通して

本校の校訓は「専一集注」と「堅忍不抜」という言葉です。
専一集注とは一心で雑念のない精神の集中を意味し、堅忍不抜とは我慢強く心を動かさないことを意味しています。
本校の生徒像は、自分が今立ち向かっている目標や希望を達成するために強い意志を持ち、主体的に学び行動でき、そして人のことを気づかい社会に貢献するために学ぶことができる生徒であるため、それを踏まえて、生徒第一に考え取り組んできたことが「質の高い教育をみんなに」というSDGsの観点に強く結びついていると実感します。

フォトギャラリー

取材を通して感じたこと

教育の幅

今回の取材を通じて「教育の幅が広い」と感じました。 「学び」に対して、様々な分野や選択肢がそこにあり、知りたいと思えばそこに力を注ぐことができるような、 生徒をサポートする環境づくりが徹底されていると感じました。 また、お話を伺う中で「あくまでも生徒自身が判断する」というのを聞き、 決して詰め込みすぎないように、いつでも子ども達の方から学習していけるスタイルを意識されているところが素敵でした。

[ 伊禮 ]

知りたいことが増える場所

詰め込みの授業だけではなく、生徒たちの自主性を尊重し 知りたいと思っが事を知れる、自ら学ぶことができる環境がしっかり整っており 通っている学生さんたちがちょっと羨ましく感じました。 特に図書館が印象に残っているのですが 自分が学生だったらずっとココにいただろうな。と思ってしまうほどの素敵な図書館でした。

[ 又吉 ]

最近更新されたSDGs事例紹介

SDGs目標 5.ジェンダー平等を実現しよう
周りと違っても大丈夫!
NPO法人

・LGBTQ・性の多様性の啓発活動

・小中高特別支援学校児童生徒対象LGBTQ・性の多様性講演会、教職員研修、行政・大学・企業・保護者・一般対象等の講演会

・LGBTQ・性の多様性に関する授業作り・普及

・レインボーハートグッズ商品企画・普及

・LGBTQ・性の多様性に関する児童生徒、教職員等の相談対応

SDGs目標 3.すべての人に健康と福祉を
SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 10.人や国の不平等をなくそう
色々な人が色々な事を一緒に学べる居心地の良い場所
ホームスクール+寺子屋

・国籍・人種・不登校の方など様々な方々が通える寺子屋+フリースクールの運営

・月に1度の「ちきゅう屋食堂」を開催

・畑で作物を育てて地産地消に取り組んでいる

・地域の方々とのコミュニティーの場所を提供

 

 

SDGs目標 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
日本初!環境に優しく、人にも優しいハブ革
デザイン・製造・販売

・県産「駆除ハブ」を活用し生態系を崩すことなく、環境にも配慮したアイテムを製作。

・環境に優しい薬品の使用。

・「脱ムダ(脱プラ)」により、基本包装(無料)はOPP袋とエアパッキンのみにし、ギフトボックスなどは必要な方のみにお渡しをしている。

・新鮮な「駆除ハブ」を活用し、沖縄82そば(ハブそば)を販売している。

・県内でのイベントを増やし、技術や伝統文化の継承にも力を入れている。

 

 

SDGs目標 1.貧困をなくそう
SDGs目標 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 13.気候変動に具体的な対策を
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
沖縄から“おいしい”の起点に
製造・販売業

沖縄こども未来プロジェクトへの寄付

子ども食堂への製品提供、寄付、運営補助

バイオガスを使った発電事業への協力

濃縮工程への食用廃油の活用

構内車両の低炭素車両の導入

人事評価制度の見直し

有休取得率の更なる向上

キャリア開発支援、研修など

ビーチクリーン活動

バイオプラスチック容器の採用