沖縄で生まれ育った伝統と想いを引き継ぎながら 常に新しい挑戦へ挑む。
陶芸家
・釉薬にさとうきびのしぼりかす(バガス)や軽石、お米の精米からでるもみ殻の使用。
・やちむんを作る工程で出た資材の再利用。
・子供たちにやちむんの魅力や文化を伝える活動。
・将来の担い手の育成。
・軽石を利用した釉薬など、独自での開発を行う。
沖縄では、高温多湿の気候風土のため、往時から民家の用材として、湿気と虫害につよいチャギー(イヌマキ)、イーク(モコック)、ヒノキ、スギイシ、イジュ等が用いられてきました。
沖縄県民の方は仏壇へお供えする植物、又は仏壇の資材イメージが強いかと思います。
琉球王国時代では、貴重な木材である事から許可なく私的に伐採・売却する事が禁じられており、
その理由として、環境保護はもちろんの事、未来の建築材・橋梁材・船材につかえるよう植林活動を行っており、環境に持続可能なサイクルを構築しておりました。
沖縄のシンボルである「首里城」 2019年10月 首里城正殿を含む8棟が消失してしまいましたが、
建築資材としてチャーギが使用されており、今現在首里城の再建に向けてチャーギ育成の活動が行われております
蔡温(さいおん)は中華系の渡来人が多く居留していた久米村(くめむら)【現在:那覇市】出身で地理学を学び、琉球王国時代に政治改革を行なった羽地朝秀(はねじちょうしゅう)の思想を受け継ぎ、諸政策に取り組んできました。
1709年三度目の首里城の火災と人口増加により琉球王国は森林資源が不足する状況に陥りました。蔡温は森林資源の不足を建て直す為、森林管理から防災計画まで徹底的に取り入れ、民家集落を形成して行ったと言われています。
蔡温が取り組んだ政策は近代沖縄の学者たちの的ともなりました。
建築と植林を組みあわせたライフサイクルを構築し、「地域の人々と協働」できる宿泊施設Villaの提供・環境に持続可能な住宅を提供しています。
公益社団法人 日本建築家協会が主催している「JIA 環境建築賞」
長寿命、自然共生、省エネルギー、省資源・循環、継承性などをテーマを通じて社会資本としての建築を創造することができたかを評価する賞で
2019年に住宅部門で「最優秀賞」を受賞しております。
現在の沖縄住宅はコンクリートが多く、古民家が少なくなり昔ながらの美しい風景が忘れかけられています。
琉球王国から続く古民家の建築技法・景観を受け継ぎ、育んで生まれたのが新民家です。
建築した家は、将来の再築のためにチャーギーの植え付け育成に取り組んでおり、沖縄で育った木であれば、多湿性や台風に対する耐性も備わっている為、
輸入木材を使うよりメリットが大きくなります。
住宅建築と同時に建て替え時に必要な分の植林を行い、環境に持続的なサイクルを構築しています。
新たな風を取り組むことで、木造住宅建築によって職人の技術向上や雇用の創出、環境保護にも貢献
建築した家が周辺地域に馴染み資産価値を高め、美しい社会風景が創出する始まりになることを目指しています。
・木造住宅2階建の建築
・木造アパートの建築
私の知る沖縄の建築は「コンクリート」取材をする前まではそう思っていました。
コンクリート建築は、海洋環境にも深くかかわっており、建築の杭の施工時、地中の空洞をコンクリートで埋めてしまう事から森の養分(ミネラル)がせき止められ海に流れず、海の生態系の破壊に繋がっている事実を知り、衝撃を受けました。
建築と植林を組み合わせた持続可能な家作りであれば、次世代へも残すことができ住むお客様の付加価値を深まるのではないかと思いました。
木造建築だと沖縄は高温多湿で通気性も悪くすぐに脆くなってしまうのでは?とマイナスなイメージを持っていましたが、実際取材させていただくと、風通しも良く、デザインもシンプルで沖縄の環境に配慮した住居づくりをしてることがわかりました。
また、コンクリートをなるべく使わないのはコンクリートを埋めた地面下には鍾乳洞を埋め殺し、地下水が止まりそして、コンクリートによって陸地の養分が堰き止められてしまいサンゴを痛めてしまう原因もあると知りとても衝撃的でした。沖縄の昔ながらの風景や家を残したいと言う漢那さんの沖縄への想いが凄く心に響きました。
SHINMINKAを初めて見た時は、木造であっても耐力壁が少なく台風が来たら脆くなってしまうのでは!?と思ってしまいましたが、「筋交いの垂直配置」にすることで強度の問題を解決し、さらにはコンクリートを最低限に抑え沖縄の自然環境にダメージを減らす工夫をなされていてとても驚きでした。
また、建設時に使った分の木材を使用すると同時に50年後に建て直す際に使えるよう持続可能なライフサイクを生み出せる取り組みをなされているのも衝撃でした。
・釉薬にさとうきびのしぼりかす(バガス)や軽石、お米の精米からでるもみ殻の使用。
・やちむんを作る工程で出た資材の再利用。
・子供たちにやちむんの魅力や文化を伝える活動。
・将来の担い手の育成。
・軽石を利用した釉薬など、独自での開発を行う。
ビーチクリーニング活動。
インドネシア、東南アジアでの小型焼却炉チリメーサー普及に向けて取り組み。
解体不用な大型廃棄物(畳・枠材・家具)等の焼却処理の対応。
農業が基幹産業となっている離島におきましては、農業系産業廃棄物の処理、離海岸や砂浜などに漂着するゴミ問題の解決。
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