SDGs事例紹介

SDGs シンボルマーク
SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs目標 11.住み続けられるまちづくりを
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
SDGs目標 13.気候変動に具体的な対策を
SDGs目標 17.パートナーシップで目標を達成しよう
地球温暖化を防ぐために活動するNPO法人

NPO法人そらべあ基金

NPO法人
再生可能エネルギーの普及・啓発活動

記事を読む前に知っておきたい予備知識

・そらべあ基金とは

・地球温暖化による海氷減少問題

・再生可能エネルギーとは

そらべあ基金とは

そらべあ基金は、地球温暖化防止を目的に活動するNPO法人です。

再生可能エネルギーの普及・啓発活動や未来を担う子どもたちへ環境教育を行っています。

ホッキョクグマのキャラクター「そらべあ」は、そらべあ基金の活動を広く世の中に発信していくメッセンジャーとして活躍しています。

再生可能エネルギーの普及・啓発活動では、企業の支援により全国の幼稚園・保育園・こども園に太陽光発電設備「そらべあ発電所」を寄贈する「そらべあスマイルプロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトは、環境教育の観点で再生可能エネルギーを導入し、環境の大切さを子どもたちに伝え、より良い環境の循環により地球温暖化を防

ぎ未来を変えていくことを目指しています。

子どもたちへの環境教育では、幼稚園・保育園・こども園や小学校へ訪問して紙芝居や工作や発電体験の環境ワークショップ

を行い、地域の環境イベントにも出展しています。オンラインでは「おえかきコンテスト」、地球温暖化や環境問題について考え

る小学生向けウェブサイト「そらべあエコジャーニー」を運営しています。活動を通じて、

子どもたちにも身近なことから環境問題を意識できるよう、楽しみながら学べる活動を行っています。

地球温暖化による海氷減少問題

ホッキョクグマは地球温暖化の影響を強く受ける動物の一つです。北極地域の氷が溶けることにより、

彼らが生息する場所や狩りの場所が失われるため、生存が脅かされています。

ホッキョクグマは主に海氷上で生活しており、氷が溶けることで餌を得ることができなくなります。氷が溶けると、

熊たちは長い水泳を強いられ、疲れてしまい、溺れることもあります。また、温暖化によって海氷が減少することで、

季節外れの狩りをせざるを得なくなり、エネルギー不足に陥ります。

ホッキョクグマは、海氷がはる時期に狩りをして、海氷がない時期は陸地等で絶食しながら海氷のはる時期をまつようです。

 

ホッキョクグマの個体数は地球温暖化の進行とともに減少しており、将来的には絶滅の危機に直面する可能性もあります。ホッキョクグマの生存に必要な氷が減少することは、地球温暖化の深刻な影響の一つであり、私たちが取るべき行動がますます重要になっています。

地球温暖化によるホッキョクグマの影響を軽減するためには、以下のような対策が必要です。

温室効果ガスの削減、地球温暖化を引き起こす原因の一つである温室効果ガスの排出量を削減することが重要です。

政府や企業が取り組むべき課題として、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー技術の開発、交通手段の改善などが挙げられます。

また、私たち消費者でも、地球温暖化に対する影響を軽減するために、省エネルギー家電の使用や、持続可能な商品の選択、食生活の見直しなどといった、行動変革が求められます。

これらの対策を総合的に進めることで、ホッキョクグマを含む生物種の生存を守ることができ、地球環境の保全につながります。

再生可能エネルギーとは

太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギーは、

温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、
エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です。

東日本大震災以降、温室効果ガスの排出量は増加しており、2013年度には過去最高の排出量を記録しました。こうした中、2016年に発効し

たパリ協定においては、

(1)世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をすること、

(2)そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとることなどが合意されており、パリ協定のモメンタムの中で、

温室効果ガスの排出量を削減していくことが必要です。

再生可能エネルギーは温室効果ガスを排出しないことから、パリ協定の実現に貢献することができます。

SDGs取り組み内容

取り組みの概要

全国の幼稚園、保育園、こども園に太陽光発電設備「そらべあ発電所」の寄贈

そらべあスマイルプロジェクト

そらべあ環境教育

取り組みの詳細

そらべあ基金ではSDGsを推進するため、各目標に対して活動を推進しています。

・子どもたちへの環境教育の機会を推進します。(目標4)

・そらべあスマイルプロジェクトを通じて、太陽光発電の普及を促進します。(目標7)

・安全でレジリエントな地域環境を促進します。(目標11

 

・持続可能なライフスタイルを推進します。(目標12

・再生可能エネルギーの普及啓発と環境教育活動を推進します。(目標13

・幼稚園・保育園・学校、企業、学生、市民の皆さまとパートナーシップを活性化します。(目標17

今回は、SDGsを推進するいくつかの取り組みの1つ「そらべあスマイルプロジェクト」を取材しました。

そらべあ基金の活動を支援するソニー損保さんの協賛により、沖縄県初のそらべあ発電所(太陽光発電設備)が名護市の

保育園へ寄贈されたことをお祝いする式典が開催され、

私達「Be Kind OKINAWA」も会場に参加させていただきました。

今後の展開

2008年からこれまでに、北海道から沖縄まで全国の幼稚園・保育園・こども園にそらべあ発電所が広がっています。

こうした取り組みが評価され、2010年 地球温暖化防止活動環境大臣表彰、2012年 低炭素杯東日本大震災被災地域貢献活動賞、第1回ソーラーアワードプロジェクト部門を受賞しています。

2021年より寄贈設備の拡充を行うとともに、本プロジェクトを更に推進しながら、子どもたちが安心して暮らせる持続可能な社会を目指して、未来を共につくるプロジェクトへの参加を募られています。

支援をご希望の企業の方は、こちらをご覧ください。

(そらべあ基金 法人サポーターのご案内へ)

 

 

取材を通して感じたこと

子ども達の未来のために

今考えると、私自身こどものころ、地球環境について、勉強する機会がなかったなと思いました。

こども達への環境教育はとても重要な事で、これから未来のあるこども達の為にもそらべあ基金さんが行ってる活動はとても素敵な事だと思いました!

そらとべあの紙芝居がわかりやすくこども達も、一生懸命お話を聞いてる姿を見て

今私にできることをしっかり考えていきたいと思いました。

[ 新垣 ]

子ども達にもわかりやすい取り組み

そらとべあという、北極に住むシロクマをモデルに、子ども達にわかりやすく

地球温暖化を教えているところが素晴らしいと思いました!

紙芝居で伝えるという、楽しく学べる新しい取り組みで、

私達も見ていてとても感心しました。

また、全国の保育園、幼稚園などに、太陽光発電設備の寄贈をしており

今回、沖縄初ということで

私たちが携われたことにとても嬉しく思いました!

 

[ 安森 ]

関連情報

最近更新されたSDGs事例紹介

SDGs目標 5.ジェンダー平等を実現しよう
周りと違っても大丈夫!
NPO法人

・LGBTQ・性の多様性の啓発活動

・小中高特別支援学校児童生徒対象LGBTQ・性の多様性講演会、教職員研修、行政・大学・企業・保護者・一般対象等の講演会

・LGBTQ・性の多様性に関する授業作り・普及

・レインボーハートグッズ商品企画・普及

・LGBTQ・性の多様性に関する児童生徒、教職員等の相談対応

SDGs目標 3.すべての人に健康と福祉を
SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 10.人や国の不平等をなくそう
色々な人が色々な事を一緒に学べる居心地の良い場所
ホームスクール+寺子屋

・国籍・人種・不登校の方など様々な方々が通える寺子屋+フリースクールの運営

・月に1度の「ちきゅう屋食堂」を開催

・畑で作物を育てて地産地消に取り組んでいる

・地域の方々とのコミュニティーの場所を提供

 

 

SDGs目標 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
日本初!環境に優しく、人にも優しいハブ革
デザイン・製造・販売

・県産「駆除ハブ」を活用し生態系を崩すことなく、環境にも配慮したアイテムを製作。

・環境に優しい薬品の使用。

・「脱ムダ(脱プラ)」により、基本包装(無料)はOPP袋とエアパッキンのみにし、ギフトボックスなどは必要な方のみにお渡しをしている。

・新鮮な「駆除ハブ」を活用し、沖縄82そば(ハブそば)を販売している。

・県内でのイベントを増やし、技術や伝統文化の継承にも力を入れている。

 

 

SDGs目標 1.貧困をなくそう
SDGs目標 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 13.気候変動に具体的な対策を
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
沖縄から“おいしい”の起点に
製造・販売業

沖縄こども未来プロジェクトへの寄付

子ども食堂への製品提供、寄付、運営補助

バイオガスを使った発電事業への協力

濃縮工程への食用廃油の活用

構内車両の低炭素車両の導入

人事評価制度の見直し

有休取得率の更なる向上

キャリア開発支援、研修など

ビーチクリーン活動

バイオプラスチック容器の採用