SDGs事例紹介

SDGs取り組み内容
取り組みの概要
微生物と共存する農業を通して、持続可能な「美しい村作り」をサポートしています。
平飼い養鶏、有機野菜の栽培、農畜産物を活用した食品加工など
取り組みの詳細
鶏糞も飼材とみなして再利用して、廃棄せず活用。
糞を元に堆肥ができ、その堆肥を使って餌となる青草を育て、これを食べた鶏がまた糞をし、微生物の活動によって堆肥となる。
循環する持続可能な農業をしています。
また、余っていた卵でマヨネーズを作りはじめ、今では、採れたての卵を使ってマヨネーズを作っています。
保存料を使わずに「安心」で「おいしい」を極めた食品加工を行っています。
今後の展開
10年後も、50年後も、100年後もこの地で農業をやって、人が生活できるような仕組み作り、基盤作りをしていきたい。
海に直結する話で、海が汚くなれば人が来なくなって、観光客が減る。これは沖縄にとって負の連鎖。
農家が農業を続けられるだけではなく、地域の環境を維持し、作っていくことが大切だと思っています。
取り組みを通して
当初は個人に販売する小規模な養鶏でした。
生き物を扱う中で、卵を生むことを止めることは出来ないので無駄がないようにマヨネーズも作り始めました。
保存料を使うと、賞味期限をより長くすることが出来ますが、会社の方針に反しているので保存料は一切使用していませんので、美味しく安全なマヨネーズを提供しています。
また、鶏が暮らしやすい環境をつくることを心掛けています。
みやぎ農園の鶏の糞は臭くも無く柔らかなベットのようですが、秘密は微生物の活用(乳酸菌、酵母、光合成細菌)にあります。
糞を元に堆肥もできて、餌の青草が育つといった循環型の農業を営んでいます。
10年後、50年後、100年後もこの地で農業をやって人が生活できるような仕組みづくり、基盤づくりをしています。
フォトギャラリー
取材を通して感じたこと
消費者としてできること
「卵は人にとっては食品だけど、鶏からしたら生命体を産むということ。鶏が暮らしやすい環境を作ることを心掛けている」
という言葉を聞いて、私たちが普段食べている食べ物にはどれだけの方の想いが詰まっているのだろうかと考えました。
私たちは食べ物に感謝すべきですし、感謝の気持ちを行動で示していかなくてはいけません。
フードロスが問題になっている現状の中、消費者として、【食べられる量を買う。食べられる量を作る。】など普段から心掛けることが大切です。
農業という仕事はとてもかっこいいです。
私もその魅力を伝えていく一人でありたいです。
[ 松川 ]
持続型の農業
平飼いでストレスの少ない環境で鶏を飼育していることに加えて、鶏のフンで堆肥を作り、その堆肥で青草を育て、その青草を鶏が食べる。という循環を作り出し何一つ無駄のない方法で養鶏をなさっていました。
その無駄のない取り組みは養鶏だけではなく、卵の賞味期限を伸ばすためにマヨネーズに加工したり、鶏糞を肥料とした野菜作りなど、農園全体で無駄がなく、正に持続型の農業だと思いました。
そしてなにより10年後、50年後、100年後もこの場所で農業をやっていける様に、人が住み続けていけるように。
持続可能な美しいむらづくりを目指して、というとても広い視野で農業を営んでいる小田さんと、みやぎ農園の皆様はとてもかっこいい方々だと感じました!
[ 又吉 ]
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