SDGs事例紹介

海想
SDGs シンボルマーク
SDGs目標 11.住み続けられるまちづくりを
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
SDGs目標 17.パートナーシップで目標を達成しよう
沖縄の生きものや文化を後世に残したい

海想

小売・サービス業

記事を読む前に知っておきたい予備知識

・天然ゴムとは

・オーガニックコットンとは

天然ゴムとは

ゴムは伸びたり、弾んだり、滑り止めになったり、音や振動を抑えたりなど、様々な機能を持つすごい素材です。

ゴムの原料になる樹液
ゴムの原料になる樹液

ゴムは大きく分けると「合成ゴム」と「天然ゴム」の2つに分けられ、合成は石油などから人工的に作られますが、天然ゴムはパラゴムノキという植物の木の幹に傷つけて採取される樹液(ラテックス)に含まれるゴム成分を凝固させて作られます。

現在、天然ゴムの主な産地はタイやインドネシアなどの東南アジア、アフリカ、中南米の熱帯の高温多湿な地域で、中でも全世界の生産量の約80%が東南アジアで作られています。
天然ゴムは優れた資源で、天然ゴム自体は空気と太陽光の力で自然に分解し土に還ります。地球上のゴミも、温室効果ガスも増やさない環境にも優しいゴムです。

 

また、パラゴムノキは空気中の二酸化炭素を吸収して天然ゴムを作り、パラゴムノキ自体にも炭素をため込む性質があるため、カーボンポジティブな(CO2吸収固定効果がある)天然資源です。

天然ゴム
天然ゴム

さらに、樹液が出なくなった木は伐採され、家具やフローリング用の木材として広く使われるなどして無駄のない木として優れており、同時に、天然ゴム産地に雇用と収入をもたらし、地域経済を支える産業をとしても重要です。

ただし、世界の天然ゴムの需要規模はこの40年間で約3倍にも増加しており、一方で違法な森林伐採や土地収奪、人権侵害などの問題、豊な熱帯雨林での森林破壊や違法伐採による生物多様性への悪影響などが懸念されているので、天然ゴムがどんな農園でどのように生産されているのかを明らかにする(トレーサビリティの確立)ことやその地域と農園が抱えている問題に寄り添い、これから先も天然ゴムの生産がその地域で持続的に行える仕組みを構築していく必要性があります。

オーガニックコットンとは

コットンとは日本で言う木綿(木棉)のことで、ワタの種子から取れる繊維です。
ワタとはアオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いており、繊維としては伸びにくく丈夫であり吸湿性があって肌触りもよい素材です。

中でもオーガニックコットンと言われるものは、オーガニック農産物の生産方法の基準に従い2~3年以上の生産の実践を経て、認証機関に認められた農地で、栽培に使われる農薬や肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のことです。
専門家によると、一枚のTシャツに必要なコットンの生産に使用される水の量は通常約2,700リットルですが、それに対しオーガニックコットンだと243リットルで済み、栽培に使われる水の95%が、グリーンウォーター(雨水や土壌に蓄えられた水)と言われています。
また、農薬や肥料などの合成化学物質を使わないため、水質汚染を98%も抑えることができるといいます。

オーガニックコットン
オーガニックコットン

コットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て最終的に製品となりますが、この全製造工程を通じて、オーガニック原料がどんな農園でどのように生産されているのかと言うトレーサビリティとそのオーガニック原料の含有率がしっかりと確保され化学薬品等の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑えながら、

労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したものを、初めてオーガニックコットン製品と呼ぶことができます。

SDGs取り組み内容

取り組みの概要

沖縄という魅力が詰まったフィールドで自らが共鳴し感動したことを根っこに、いつも海を感じていられるような沖縄の自然、文化、生き物などをテーマにしたオリジナルアイテム、また沖縄ならではのセレクトアイテム、県内の作家さんによる手づくりのアイテムなどを販売しています。

取り組みの詳細

沖縄の伝統文化である「サバニ」や沖縄の海を表す「ジュゴン」や「クジラ」など、これからも残していきたい沖縄の魅力をテーマにしたデザインでオーガニックコットンや天然ゴムという環境に優しい素材の雑貨やウェア、アクセサリーのアパレルなどを中心に文化を感じられる商品、地球環境に優しい商品はもちろんですが、沖縄での思い出を「もの」として残して感じてもらえるような商品を販売しています。

今後の展開

今の時代、SDGsも「行動の10年」と言われ、本来であれば企業としても押し出してやっていくべきなのかもしれないですが、でも、日々の取り組みのなかで沖縄の自然や文化と向き合って考えた時に「それってそうだよね」と、あくまでも自然に大切にしていくようなこの空気感を大事にして、豊かな環境をいつまでも残して行けるような商品作りを継続していきます。

取り組みを通して

今までの「海想」での活動を通して、苦しかったことや大変だったことを思い出すより、楽しかったことや嬉しかったことの方が思い出せます。
それは、みんながそれぞれ好きなことをして、楽しんで、それが今に繋がっているからです。
地球に優しい商品も、伝統文化をつなぐ商品もそうやって生まれてきています。
今は「SDGs」という言葉がありますが、無理に取り組んだり、強く意識はしていません。
フィールドに出かけて自ら遊び、いろんなことやものに触れることで、それを残していきたいと思うようになります。
私たちは、自然に、当たり前に、優しい商品を作り、それをお客様が手に取り、使った時に沖縄を思い出し、想ってもらい、そういう風に喜んでもらいたい。
商品だけではなく思い出も一緒に届ける。そんな想いで日々活動しています。

フォトギャラリー

取材を通して感じたこと

「自然」という言葉

今回の取材で一番印象に残っているのは 「無理してSDGsに取り組んでいるわけではなく、沖縄の自然や文化が好きで遊ぶから、それを残していきたいと思ったり、自然に無意識に環境に対して配慮すべき点に気づいたりしている。だから、SDGsというテーマに対してあえて意識していない。」 という言葉。
この言葉が海想さんをとてもよく表していると思います。
そしてこれが全てなんじゃないかと思うほど、心にズバッと刺さります。

よく考えれば、環境に配慮することは「当たり前にやった方が良い」ことであり、環境に悪いことは「当たり前にしない方が良い」です。
今私は意識的にSDGsに関わっていますが、(決して悪いことではなくSDGsを意識することはむしろ良いことなので全く問題はないけど)
【自然に(勝手に)気づいたら環境に優しいことをやっていた。】
こんな風に言えるカッコいい大人にいつかなってみたいと思いました。

[ 伊禮 ]

環境に優しく、人にも優しく

海想さんのTシャツには化学薬品や、農薬を使用したコットンなどを一切使用しておらず、有機農法で栽培されているオーガニックコットンを使用し、綿本来の着心地の快適さを教えてくれるのが素晴らしいです。
また、「化学薬品などを使用していないのは、人体に悪影響を及ぼすだけではなく、ゴミとして陸から海へと地球全体を汚してしまう恐れを考え、使用を止めた」とお聞きした時、ただ海だけをきれいにするだけではなくて、普段着てる自分の洋服からも海を汚してしまう原因があったんだと思うと、これからは服も化学薬品をなるべく使っていない物を選び、地球環境を良くしていくために考えていかないといけないなと思いました。

[ 長田 ]

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子ども達が安心できる居場所
飲食業

地域で地域の子ども達が安心して過ごせる居場所づくりを目的として地域コミュニティを大切に支える「ももやま子ども食堂」が2015年(平成27年)5月5日に開所されました。
子ども食堂の活動に協賛してくれる県内企業と連携し余った食材や本を支援を受けて子ども食堂で食事を提供しています。