おからを活用した製品開発
製造業
・おからを使った代替肉の製造・販売
・おからを使ったグラノーラの販売(イベント時のみ)
・牧場と提携し循環型の農業支援やジェラート作り
・ピッチコンテストでの最多マッチング賞獲得
・食品のアップサイクルに関わる企業との意見交換
・島ぜんぶでうむさんラボ賞を獲得!
小さい頃からものづくりが大好きで、ファッションの専門学校に通いパタンナーをしていた時期もあるほど、ファッションやものづくりが大好きな長谷場さん。
20年前に沖縄に移住し、子育てが落ち着いたことをきっかけに「株式会社フードリボン」でパイナップルの葉繊維事業の担当をしていました。
「株式会社フードリボン」は、以前Be Kind OKINAWAでも取材させて頂いたことのある『土から生まれたものは土に還す』という天然繊維にこだわったものづくりをしている会社です。
そこで様々な活動をしている中、長谷場さんが感じたのは「天然素材以外のものでも、まだ使えるものがたくさん捨てられている」ということでした。
例えば、洋服であれば「混紡繊維」と呼ばれる化学繊維と天然繊維が混ざっているもの。
これらはリサイクルが難しく、この課題をなんとか解決していきたいと思い、令和5年11月に株式会社WALLTECHを設立しました。
最近、衣料品がとても安くなったと感じませんか?
いわゆるファストファッションの台頭により、流行を意識した装いを手軽にできるようになった現代社会。気軽に購入できる衣料品は、また気軽に廃棄されています。日本の衣料廃棄物は年間50万㌧を超えると推計されています(2020年)。
また、焼却・埋め立て処分されるのは90%以上とされています。エレン・マッカーサー財団の報告書*1によれば、2015年の時点では世界全体で、およそ「1秒ごとにトラック1台分」の衣料品が焼却あるいは埋め立て処分されているとあります。
価格が低くなることにより、より気軽に廃棄されるようになってきた衣料品、そもそもこの低価格が可能なのはなぜか?
衣料廃棄物は、大きく2つに分けられます。
まず、衣料品を作る過程で発生する繊維廃棄物。これは「産業廃棄物」に分類されます。この繊維廃棄物は、汚れも少なく、また大量に同一素材はじめに衣料廃棄物の現状が発生するのでリサイクルしやすいという特徴があります。
もう1つは、繊維が衣料品となり店頭に並び、消費者に届けられてから捨てられて廃棄物になる衣料廃棄物。こちらは「一般廃棄物(家庭ごみ)」に分類されます。家庭ごみとなる衣料廃棄物は、汚れが付着したり、さまざまな繊維が混じり合ったりしているためにリサ イクルが困難な物が多くなります。
前述のとおり、環境省の資料では、家庭からごみに出される衣類50.8万㌧のうち、焼却・埋め立て処分されるのは95%を占めています。また、家庭から手放される衣類75.1万㌧のうち、リサイクルやリユースされる割合は約34%となって います。
*1 エレン・マッカーサー財団「A NEW TEXTILES ECONOMY:REDESIGNING FASHION’S FUTURE」
https://www.ellenmacarthurfoundation.org/assets/downloads/publications/A-New-Textiles-Economy_Full-Report.pdf
「美術分野における報酬ガイドライン策定のためのアンケート」は、2月2日〜13日の期間実施され、美術家・アーティスト(直近5年間、合計収入および合計制作時間のどちらも95パーセント以上をマスメディア、広告、ブランドビジュアル等の制作に充てている場合を除く)を対象に行われた。アンケートの告知は「art for all」のSNSを通じて実施、回答者は「Google Forms」のページにアクセスして回答した。
回答者の内訳は、美術家・アーティストが56名、それ以外の従事者が35名、うち重複1名となった。年代は30代、40代が中心で、キャリアも5年以上が80パーセント、10年以上も40パーセント超となり、継続的かつ現在においても活発に活動している層が回答者の中心となった。
Q.最近5年を振り返ると美術分野に従事しているのは年間およそ何日程度ですか
50日以上100日未満→12.7%
100日以上200日未満→20%
200日以上→63.6%
100日以上美術に充てている時間が8割超
回答者の95パーセントが500万円未満の収入(自営業者として経費差し引き前)で、金額が仕事内容に対して見合ったものでない場合が大半であることもわかった。さらに回答者のうちの美術家・アーティストは平均年収が約239万円(収入を回答範囲の中央値で標準化)となり、さらに回答者の50パーセントが200万円未満の収入と回答しており、低い水準であることがうかがえる。
Q.現在、年収はいくらですか(全ての収入を合計した金額。経費・控除差引前の金額)
100万円未満→10.7%
100万以上200万未満→39.3%
200万以上300万未満→23.2%
300万以上500万未満→21.4%
と年収が100万以上200万未満の美術家・アーティストが約40%を占めています
美術家・アーティストの報酬にともなうトラブルについては、次のような回答が見られた。「依頼されて展示を行う際、交通費・材料費などの実費のみで、旧作の展示の場合、こちらへの収入が全く生まれない仕組みになっていた」「報酬の支払い時期が遅かったため、100万円近い展覧会の制作費を立て替え払いして辛かった」「主催者側から展示の依頼があり、旅費・材料費・宿泊費・謝金など提示されていたのにも関わらず、資金を受け取るためには交渉が必要であった」。展覧会主催者から受け取る報酬や費用についての選択回答でも、「全く足りなかった」「やや足りなかった」という答えが9割超を占めており、展覧会主催者の支払う費用や報酬が多くのアーティストにとって不足していることが如実に表れている。
・繊維パネル事業
・アート壁事業
・ワークショップ
繊維パネル事業は、捨てられてしまう洋服や縫製工場から出るハギレなどの布と、農業から出る廃棄フィルム(ビニールハウスやマルチシート)を合わせてパネルにしたり、様々な商品にしていく事業です。
薄いものは革製品と同じように切ったり縫ったりできるので、名刺入れや財布などの小物に加工することもできます。分厚くしたものは机の天板などに活用することもできます。
洋服やハギレは裁断するだけでシートと合わせてパネル化できるため、洋服の元々持っていた色柄を活かした商品作りをすることや、元々洋服だったことを訴求することも可能です。
また、子供達にワークショップとして体験してもらい、「洋服は分別すれば資源になる」ということを伝える活動も行っています。洋服の仕分けをして回収ボックスに入れたり、分別の際に「布の日」があったりすることを知ってもらえれば、燃やしたり埋め立てされる量を減らせると考えています。
アート壁事業では、壁にテクノロジーとアートの力をプラスして、空いているスペースが新たなマーケティングツールになるという事業を展開していきます。
この時使用する素材も各産業から出る廃棄資源を活用し、例えば、砂を廃棄ガラスに置き換えたり、繊維を糸にならない廃棄繊維に置き換えたりとこだわりを持って進めていきます。
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着なくなった洋服の回収も行なっていますので、着なくなった洋服があるよ!という方はぜひこちらに↓↓
(日時の詳細はHPから)
→→Lagoon KOZA←←
→→沖縄市役所 地下2階 環境課←←
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ポップアップ開催 8月23日(金)〜9月8日(日)
・着なくなった洋服の回収
・アップサイクルされた商品の販売
場所:パレット久茂地 2F
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着物のアップサイクルにも本格的に取り組み始めています。家庭のタンスに眠っている着物と帯は 30 万着と言われており、その着物を素敵なアートに蘇らせようと動き始めました。
また、廃ガラスやビン、自動車のガラスなども活用していけるように、一つの業界に絞られず色んな業界の方々が手を取り合ってアップサイクルを実現していくことを目指し、さらにはそこにアートとテクノロジーをプラスして、付加価値をつけていく活動を行なっていきます。
今進めているものでは、アート壁の絵の写真を撮ると、その作品が誰の作品で他にどんなものを作っているのかなどの情報を知ることができるというもの。
将来的には、NFTなどの現代的なツールを活用し、見合った報酬が出ない、転売された時でもアーティストさんにきちんと利益が入るような、アーティスト支援に繋がる仕組みを作っていきたいと思っています。
WALLTECHの活動や作品を見た人や、商品がたくさんの人の手に渡った時に、「なんでこんな取り組みをしているんだろう?」
「これって元々洋服からできてるんだ」ということが伝われば、その方達の洋服の買い方であったり捨て方を見直すきっかけになったら一番嬉しいです。
アップサイクルの難しいところである、コストの課題をアートとテクノロジーの力で変えていきたいです。
将来的には独自のNFTプラットフォームも作りたいと思っています。
地域循環を大事にしていきたいので、一番理想的なのは廃棄物が出る近くで加工し、その近くで使えるところまで持っていきたいと考えています。
地域で循環するモデルを作っていきながら日本、世界へと展開を広げていきたいです。
課題を解決するための着眼点とアイデアが非常に良いなと思いました。アップサイクルの幅がさらに広がるなと!!
布をそのまま使用するのではなく、加工して使うことでさらに長持ちするものが作れちゃう…!
また、一つの業界のみならず、農業業界やファッション業界、アーティスト業界までもが良い影響をもたらされることになる。
今まで捨ててきたものに、このように活用できる価値を見出すことで、「捨てる」という考えがなくなる。人の考え方を変えることが一番重要で、それができればその力は世界を大きく変えていくはずです。そして、人の考え方を変えるには、自分で身をもって体験することが手っ取り早く効果があると思っています。
なので、大人の私たちはもちろんですが、子供のうちからこのような体験ができていけば、今後の世界は素敵なものになっていくんじゃないかとワクワクします!
色んな人が色んな取り組みを行っていますが、やはり個々でやるには限界があります。こんなふうに仕組みを作って業界関係なく連鎖して循環するようになれば、自ずと問題は解決していくんじゃないかと希望が持てました。
今後の展望でも、最新テクノロジーとアートを組み合わせる、プラットフォームを作るなど面白いアイデアが出ていたので、ぜひ実現して欲しいです!そして何かできることがあれば、ぜひ協力させて欲しいなぁと思いました!
新しい視点を知るとてもいい機会になりました。代表の長谷場さまは廃棄物や古くなった洋服やビニールシートなどををクリエイティブに再利用し、新しい価値を生み出していて、また、アップサイクルのできる幅を大きく捉えていて沢山の方々がフェアになるような仕組みを作っていることにとても感銘をうけました。
製品そのものだけでなく、これまでのストーリーも聞くことができ、ファッションが好きということをブレずに持っていて、アップサイクルされたものもとてもおしゃれにできていて、私にはなかった素晴らしい世界観を見ることができたと思います。
環境に対する責任感や持続可能な未来への取り組みも強く感じられました。
「素材を無駄にせず、新しい命を吹き込む」という考え方は通常であれば廃棄されるようなものを、ユニークな製品に変えているその過程には、多くの工夫と創造力が詰まっていることがわかりました。また、環境保護の意識だけでなく、デザインや機能性にもこだわっていて、とても素晴らしいと思いました。
またこれからはNFTプラットフォームを作っていきたいと仰った長谷場さんには、沖縄、日本を超えてグローバルに活躍してほしいと心から思いました。
・おからを使った代替肉の製造・販売
・おからを使ったグラノーラの販売(イベント時のみ)
・牧場と提携し循環型の農業支援やジェラート作り
・ピッチコンテストでの最多マッチング賞獲得
・食品のアップサイクルに関わる企業との意見交換
・島ぜんぶでうむさんラボ賞を獲得!
持続可能な自然環境の維持と貢献に努めるべく、沖縄県をメインに日本国内外の水質調査等を通じて、陸から海へ循環する水の
水質改善や水不足の解消に関する取り組みを行っています。
また、地域住民への水についての指導やワークショップも行い周知活動をしています。
・LGBTQ・性の多様性の啓発活動
・小中高特別支援学校児童生徒対象LGBTQ・性の多様性講演会、教職員研修、行政・大学・企業・保護者・一般対象等の講演会
・LGBTQ・性の多様性に関する授業作り・普及
・レインボーハートグッズ商品企画・普及
・LGBTQ・性の多様性に関する児童生徒、教職員等の相談対応
・国籍・人種・不登校の方など様々な方々が通える寺子屋+フリースクールの運営
・月に1度の「ちきゅう屋食堂」を開催
・畑で作物を育てて地産地消に取り組んでいる
・地域の方々とのコミュニティーの場所を提供
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