SDGs事例紹介

SDGs シンボルマーク
SDGs目標 11.住み続けられるまちづくりを
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
SDGs目標 17.パートナーシップで目標を達成しよう
沖縄文化の体験

首里琉染

草木染紅型研究所
サンゴ染・紅型の発展・伝承

記事を読む前に知っておきたい予備知識

・染人・山岡古都

・サンゴを拾ってはいけない

・サンゴ染とは

染人・山岡古都

首里琉染の創設者である山岡古都さんは、途絶えた沖縄の文化を掘り起こして復興させたり自然を保護したり染色作家だけではなく様々な活動を行なってきました。

独学で草木染を研究し、草木、草根、実皮、花粉、昆虫、貝などあらゆる自然の恵を使い様々な作品を作りました。

こうして沖縄発の草木染研究所首里琉染ができました。

又、沖縄の伝統文化を守り伝承するためにも、古紅型の染色方法を守り伝える為にも、製作者の養成にも力を入れました。

石垣島にも「八重山琉染工芸館」を開設し、伝統文化の承継と育成に力を入れてきました。

沖縄県の最高位の神であった聞得大君を祀る祭「百人御物参り」を山岡古都本人が自ら文献を調べて創し、現在では沖縄の秋を彩る祭りとして定着しています。

 

山岡古都軌跡

サンゴを拾ってはいけない

何気なく存在る砂やサンゴや貝殻がある沖縄の海岸。
きっと知らない方が多いお話だと思いますが、海岸は、国で日本の「国有財産」として認識されています。
沖縄以外にも、日本全国の海岸に共通していることなんですよ。
その国有財産の地にあるものは例え死骸のサンゴや貝殻、砂でも拾ってはいけないことになっています。

例えば、色んな人が砂や貝殻などを拾うことを許可すると、どんどん減っていき、地形すら変わってしまうかもしれませんよね。
そうならないためにも、「海岸にあるものでも採取してはいけない」と、きちんと法律で定められているようです。

国有財産は、きちんと守らなければなりません。

現代では中国のサンゴ密漁問題が取り上げられています。
そのような問題から、売ることも持っていることも禁止されていることはもちろん、「もっと厳しく取り締まらなくては…」という声もあるんですよ。

 

沖縄の海の中に広がるサンゴ礁

サンゴ染とは

化石になったサンゴを平に切断し、その上に布をのせ、染料の付いたタンポで表面を擦ってサンゴの自然な模様を自由に表現する染技法です。

沖縄では、古くからサンゴには子孫繁栄・長寿・家庭円満と意味深い言い伝えがあります。

サンゴ染はおめでたい染物として知られています。

体験を含む「サンゴ染め」商品は、全て首里琉染オリジナルの《 商標・意匠登録済み商品 》となっております。

50年前のサンゴを使ってサンゴ染を行います。
サンゴ染の体験

SDGs取り組み内容

取り組みの概要

・サンゴの化石を使ったサンゴ染の商品開発・体験学習

・紅型の復興と染色技術の発展・伝承

・沖縄の魅力発信・地域活性化

取り組みの詳細

首里琉染では、まだ規制がかかっていなかった50年前に採取したサンゴの化石を平に切断した型を使って綺麗に模様を染め上げるサンゴ染の体験や作品作りを行なっています。

サンゴ染体験を通して、サンゴの生態の学習を取り入れたり、サンゴはとても大切なものということを伝えています。

サンゴの化石を拾うのは法律で禁止されている為、サンゴ染を行っているのは、首里琉染だけとなっております。

又、染料として使っている「樹脂顔料」が環境に悪い為、その染料を海に流した時に害が出ないように光触媒を加え排水の点からも環境を守る工夫を行っています。

サンゴ染や紅型など琉球を代表する技法や沖縄の伝統文化を守り復興に力を入れています。

 

今後の展開

近くの高校生になども協力し、廃棄されるはずだった蘭の花を、街路樹として植えたり、染め物以外でも地域活性化に力をいれ

「首里」というネームバリューを使い沖縄の琉染はもちろん珊瑚染め広めていき、

最終的は沖縄の観光などの活性化につながり循環型の社会になっていってほしいなと思います。

 

取材を通して感じたこと

沖縄の伝統文化

沖縄の伝統文化を山岡古都さんが今の時代に伝えてくださり、また様々な技術を生み出したり自然を保護したり幅広い活動に心を打たれました。

沖縄で生まれ育った私ですが、当たり前になっていた事が沢山あり、首里琉染さんで改めて沖縄の良さを感じる事ができました。

サンゴ染の模様はとても綺麗で、独特の模様に魅力を感じました。

紅型やサンゴ染は色や模様が一つ一つ違い鮮やかで、模様が繊細だったり、

この文化は絶対に残さないといけない、取材を通して強く感じました。

[ 新垣 ]

知らない世界に心躍りました!

琉染という言葉は聞いたことはありましたが、実際にここまでの歴史や出来上がる工程は

全く未知の世界で、行ってみて私の視野の狭さに気付かされました。

そこには、目から鱗の素晴らしい世界が広がっており、特に首里琉染創設者の本土出身「山岡古都」さんが

琉染を広めていった話は感動しました。沖縄には、ここまで人を魅了させる事が沢山あり、それこそ、珊瑚染めは発想は素晴らしいと思いました。

今の時代色々な事が機械やAIなどでできるようになる中、「あるもので何かを作り上げる」という事を忘れつつあると思います。

決して悪いことではありませんが、先代の方々が残していった物や、人間の創造力の素晴らしさも一緒に受け継いでいけたらなと思いました。

私にとってとても素晴らしい機会になりました。

取材に応じてくれた「首里琉染」様、お忙しい中誠にありがとうございました。

 

[ 安森 ]

関連情報

最近更新されたSDGs事例紹介

SDGs目標 5.ジェンダー平等を実現しよう
周りと違っても大丈夫!
NPO法人

・LGBTQ・性の多様性の啓発活動

・小中高特別支援学校児童生徒対象LGBTQ・性の多様性講演会、教職員研修、行政・大学・企業・保護者・一般対象等の講演会

・LGBTQ・性の多様性に関する授業作り・普及

・レインボーハートグッズ商品企画・普及

・LGBTQ・性の多様性に関する児童生徒、教職員等の相談対応

SDGs目標 3.すべての人に健康と福祉を
SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 10.人や国の不平等をなくそう
色々な人が色々な事を一緒に学べる居心地の良い場所
ホームスクール+寺子屋

・国籍・人種・不登校の方など様々な方々が通える寺子屋+フリースクールの運営

・月に1度の「ちきゅう屋食堂」を開催

・畑で作物を育てて地産地消に取り組んでいる

・地域の方々とのコミュニティーの場所を提供

 

 

SDGs目標 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
日本初!環境に優しく、人にも優しいハブ革
デザイン・製造・販売

・県産「駆除ハブ」を活用し生態系を崩すことなく、環境にも配慮したアイテムを製作。

・環境に優しい薬品の使用。

・「脱ムダ(脱プラ)」により、基本包装(無料)はOPP袋とエアパッキンのみにし、ギフトボックスなどは必要な方のみにお渡しをしている。

・新鮮な「駆除ハブ」を活用し、沖縄82そば(ハブそば)を販売している。

・県内でのイベントを増やし、技術や伝統文化の継承にも力を入れている。

 

 

SDGs目標 1.貧困をなくそう
SDGs目標 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 13.気候変動に具体的な対策を
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
沖縄から“おいしい”の起点に
製造・販売業

沖縄こども未来プロジェクトへの寄付

子ども食堂への製品提供、寄付、運営補助

バイオガスを使った発電事業への協力

濃縮工程への食用廃油の活用

構内車両の低炭素車両の導入

人事評価制度の見直し

有休取得率の更なる向上

キャリア開発支援、研修など

ビーチクリーン活動

バイオプラスチック容器の採用