SDGs事例紹介

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SDGs目標 4.質の高い教育をみんなに
SDGs目標 8.働きがいも経済成長も
SDGs目標 12.つくる責任 つかう責任
SDGs目標 14.海の豊かさを守ろう
沖縄で生まれ育った伝統と想いを引き継ぎながら 常に新しい挑戦へ挑む。

陶眞窯

陶芸家
陶芸体験・制作

記事を読む前に知っておきたい予備知識

・やちむんとは

・釉薬(ゆうやく)とは

・やちむんの現状

やちむんとは

「やちむん」とは、沖縄の方言で焼き物のことをいいます。 厚みのある形や、素朴な佇まいが

印象的なやちむんは、沖縄の自然や住む人々の穏やかな暮らしを思わせます。

その歴史は長く、沖縄が琉球王国と呼ばれていた頃にまでさかのぼります。

1600年、薩摩から琉球王国に朝鮮人の陶工3人が陶芸の技術指導のために訪れます。

さらに、1682年には、琉球国の尚貞王が県内各地の陶工たちを壺屋に集めました。

このことが、やちむんの基礎となる「壺屋焼」が生まれるきっかけとなりました。

しかし、1970年代、那覇では、焼き物を焼成するための登り窯から出る煙が公害問題となり、

陶工たちは読谷村に移り住み、登り窯を建設して再出発を決意します。

今では読谷村は「やちむんの里」として名窯場となっています。

中でも、やちむんを代表するのが、「壺屋焼(つぼややき)」。

壺屋焼には大きく分けて「荒焼(あらやち)」と「上焼(じょうやち)」の2種類があります。

「荒焼」は、釉薬をかけずに1,100度前後で焼き締めたもので、陶土の生きた表情が魅力です。

一方で、「上焼」は絵付けや線彫りなどで文様付けし、釉薬をかけて1,200度以上の高温で焼き上げたもので、今では、沖縄の焼き物の主流とされています。

 

釉薬(ゆうやく)とは

釉薬とは、うわぐすりのことで、やちむんは、仕上や製作過程でこの釉薬を使います。
この釉薬で紋様を描いたり、かけて焼き上げるとやちむんの表面がガラスのようにコーティングされるので、水分を吸収しにくい、傷がつきにくい、汚れにくい、壊れにくいなどの

効果につながる、とても重要な役割を果たしています。
そして、この釉薬の種類や調合の割合によって、仕上がったやちむんに表情や変化が生まれます。

新作を考える場合などはもちろん、普段使っている釉薬を改良したり、焼き上がりの釉薬のにじみなどを何度も試作しながら、新しい作品を作り上げます。

一つ一つを手づくりで仕上げるため、形も色柄も「似たようなもの」はできても、「全く同じもの」は作れません。
そこが手づくり品の温かみであり、やちむんそれぞれの表情になります。

やちむんの現状

県内で生産する陶器は、品質面(欠けやすさ、収納性の悪さ、食器洗い乾燥機への不対応)と

量産産化(必要な時に必要な数が手に入らない)に課題があります。

ニーズはあるものの実際には利用が敬遠されており、販売機会を逸失しているという結果があります。

県内で生産される陶器の品質面での改善や、量産化が実現できていない最も大きな要因の一つとして、

良質で品質の安定した坏土(はいど:焼き物を作るための生地土)を供給できていない点が挙げられます。

良質で安定した坏土が供給できれば、陶器の品質改善や量産化の実現が見込まれます。

 

SDGs取り組み内容

取り組みの概要

・釉薬にさとうきびのしぼりかす(バガス)や軽石、お米の精米からでるもみ殻の使用。

・やちむんを作る工程で出た資材の再利用。

・子供たちにやちむんの魅力や文化を伝える活動。

・将来の担い手の育成。

・軽石を利用した釉薬など、独自での開発を行う。

 

取り組みの詳細

土は沖縄で採れる赤土をはじめ、用途に応じて耐火度や粘りのある土を厳選しています。

釉薬は沖縄の南部で採れる稀少な具志頭白土と、お米からでるもみ殻、

サンゴや貝殻などを焼成すると出来る消石灰を壺屋の伝統製法で手作りし可能なかぎり沖縄県産にこだわっています。

また、自社オリジナルの釉薬もいくつかあり、県内で採れるオニイタ(鉄の塊)など、県産のものを主に使用しています。

また、環境問題となっている軽石やさとうきびの搾りかすなどを釉薬として利用しています。

軽石は砕いて土や灰などと配合し、素焼きの後に塗る「釉薬(ゆうやく)」を独自で開発しています。

大量に漂着し処理や活用が課題となっている軽石。現在も軽石を使った壺屋焼の創作に取り組み

軽石で作った釉薬のため、「マグマ釉」と名付けました。

今後の展開

・やちむんの歴史や文化等を地域の子供たちや小学生を招き

学習の場を設け、将来の担い手を増やしていく活動を行っていく。

・釉薬の安定化などを目指す為、独自での開発を続けていく。

・マグマ釉を使っての商品作りを行い、個展で展示を行う。

 

取り組みを通して

沖縄の文化やちむんの歴史や魅力を発信しながら、

地球環境に配慮した、作品作りに力を入れていきます。

 

フォトギャラリー

取材を通して感じたこと

職人技に感動しました。

沖縄の歴史と文化、やちむんの魅力、さらにSDGsの取り組み等、とても勉強になりました。

沖縄で生まれ育った私ですが、恥ずかしい事に、やちむんの歴史等も全く知らず、

職人の方々が、一つ一つ丁寧に作品を作っている姿に衝撃を受けました。

伝統や文化を守るだけではなく、将来の担い手の育成や、環境問題となっている

軽石を利用した釉薬を利用したり等、環境にも配慮した取り組みに感動いたしました。

 

 

[ 新垣 ]

初めての体験と学び

やちむんをもっと若い人に知ってもらいたいと思いました。
ロクロ体験や器作り、沖縄県の人よりも観光客が多いイメージで
もっと沖縄の人が体験してもらい、やちむんの歴史や
手間暇かけて作っていることを知り魅力を知って欲しいと思いました。
私自身もやちむんの歴史や作る工程は初めて知りました。
さらにサトウキビの絞りカス、作る際に出る削りカスを再利用していたり
まさに沖縄のかっこいいSDGsでした。
ロクロ体験を初めて体験しましたが、楽しくて楽しくて
大興奮でした!次は抜け駆けで行きたいです笑

[ 安森 ]

関連情報

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