現状

沖縄の海に拡がる色とりどりの美しいサンゴ礁。 サンゴは動物で、共生している藻によって栄養素を得ています。 『サンゴ礁は水質のバロメーター』と言われており、サンゴ礁が広く生育している沖縄の海域は水質が良質で、生態系がきれいに保たれている証しでもありました。

しかしながら、近年沖縄のサンゴ礁は減少し続けています。
中でも「白化現象」はサンゴ礁衰退の大きな原因の一つとされています。白化した状態が続いたサンゴは共生藻から栄養素を得られなくなり、いずれ死に絶えます。

国際自然保護連合(IUCN)などの調査によると、世界のサンゴの3分の1の種に絶滅の危機が迫っているとされています。

サンゴの白化
サンゴの白化

何が原因なの?

サンゴの白化には、サンゴ自体への何らかの環境ストレスが原因と考えられています。具体的には複数の原因が考えられています。

サンゴの白化原因
  • 温暖化による海水温の上昇
  • 淡水や土砂の流入
  • 強い光
  • 日焼け止めクリームに含まれる化学物質

特に、「温暖化による海水温の上昇」が主たる原因だと分析されています。
サンゴの生息に適した水温は25℃~28℃と言われており、30℃を超える水温の状態が長く続くと白化が起こることが確認されています。
高水温だけではなく、上記に示した様な原因の複合効果で白化した可能性が高いことも指摘されています。

解決への動き

社会の動き

サンゴの白化を防ぐために、全世界的な温暖化対策が求められています。
2020年10月には、日本政府より「2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロ」という目標が掲げられ、国内での具体的な施策が進められています。
また、高水温以外の具体的なストレスの原因を明らかにした上での対策も必要です。

沖縄での動き

各地の有志や研究機関によって、サンゴの養殖が行われています。
過去の美しい沖縄の海を知っているからこそ、減っていくサンゴに嘆いている人達がたくさんいらっしゃいます。

『美しい海を未来に繋げていきたい』
そんな想いを拡げていきたいですね。