【恩納】恩納村仲泊の蜂蜜店「Honey Bee 蜂優(ハニービーフォーユー)」(池宮崇代表)は、SDGs未来都市「サンゴの村 恩納村」の地域プロジェクトに参加している。収穫後の畑を花畑にすることで赤土流出を防止してサンゴ礁を守る、恩納村役場と沖縄科学技術大学院大学が取り組む「ハニー&コーラル・プロジェクト」にも参加。村内の農家に養蜂を指導普及し、ミツバチを利用した環境づくりと蜜などを用いて地域経済にも貢献している。
村内の小学生と保育園児とともに、赤土流出対策のベチバー(イネ科の多年生草本)やヒマワリの種まきを行い、豊かな生態系を育む環境活動も実践する。
代表で養蜂家の池宮さんは県内大手の蜂蜜メーカーに24年勤めた後、2019年7月に同店舗をオープンした。恩納村産の無農薬純粋蜂蜜を生産販売し、ニュージーランド産のマヌカハニー販売やハニーレモネード、はちみつソフトクリームなどを手掛けるカフェとしても人気だ。
池宮代表は「地元農家に養蜂に興味を持ってもらいたい。ミツバチが環境を守り地域社会のためになることがうれしい」と話した。
営業時間は午前11時~午後6時。定休日は、水・木曜日。8のつく日は、蜂蜜商品が8%引き。
収穫が終わった畑を花畑にすることで赤土流出を防止し、その花畑で養蜂をすることで地域の経済が発展する。
赤土流出という問題点を解消しながら、地域経済の活性化にもつながっているこの取り組みは循環型でとても素晴らしい取り組みだと思います。
また、ミツバチにかけて「8」のつく日は「8%」引きというユーモアがありとても面白いと感じました。
ミツバチが地域の環境、経済に貢献 恩納・蜂蜜店「ハニービー蜂優」
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