戦後76年…亡き父を想う

6月23日は沖縄県にとって忘れられない大切な日である。

慰霊の日とは?

6月23日は沖縄戦の司令官が自決した日を終戦日として、沖縄戦没者の霊を慰め平和を祈る日です。

慰霊の日は全国の75%の人が知られていないのが現状。

沖縄では、市町村の機関、学校が休日になり正午に1分間の黙祷を捧げます。

20万人以上の犠牲者を出した日本唯一の激戦地だった沖縄地上戦…

礎(いしじ)にお祈りをしながら

父の遺骨が見つかっていないので、お墓には石を入れているだけなので

私が生きているうちに遺骨を見いつけたいと語りました。

その姿は涙を流さずにはいられませんでした。

沖縄戦で犠牲になった大勢の方に祈りを込めて献花をしてきました。

二度と戦争の起こらない平和な世界を祈願し、ここに眠る方々のご冥福をお祈り申し上げます。

慰霊の日とその前日、平和記念公園にて平和の象徴である「平和の光の柱」が照射されました。

その光は全戦没者の霊の標柱に見立て空に5本の光、日本・アメリカ・イギリス・朝鮮半島・台湾の

5カ国の戦没者を表しているそうです。

あまりの迫力にただ立ちすくむことしかできませんでした。

取材してみた感想

 慰霊の日とは戦没者に手をあわす日と知ってるぐらいで、
 私が小中学校の時、戦争経験者の語り部の方が来て講話を聞きました。
 私は、戦争体験者の証言を聞いて怖いなと思うだけで戦争の歴史についてあまり深くは知りませんでした。
 それから、大人になり、歴史を知り戦争について調べようになり、その悲惨さをようやく噛み締めました。
 礎(いしじ)に向かって手を合わせているおばあちゃんの後ろ姿を見て自然と涙が出てきました。
 戦没者と遺族の為に私達が今できることは、未来にこの事実を背けず歴史を知り、語り継ぎ
 未来の子供達の為にも平和な世界を残していく事を忘れずに大事に生きたいと心に誓いました。 

「新垣」
毎年、慰霊の日に多くの参拝者がここ平和記念公園に訪れ、平和の礎(いしじ)に向かって手を合わす姿を見て、沖縄戦が終わった76年経った今でも私が暮らしている地球の反対で争い事が起きていています。地球上が争い事も起きなく、生活も豊かで平和になる日はいつになったら実現できるのかとすごく考えさせられます。
 そして、私は「慰霊の日」を知らないあるいは平和について考えたことがない方に戦争がどれだけ悲惨で多くの人の命を無くし、家族、友人などを失った遺族の方々が手を合わす姿をカメラを通して多くの方に発信して戦争の悲惨さと平和メッセージとして伝えていかなければならないと思いました

[長田]
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