チーム美らサンゴ-2025年度-第2回植え付けイベント

『チーム美らサンゴ』とは


「⾃分たちの⼿でサンゴを植え付け、かつての⽔中景観を取り戻したい」
チーム美らサンゴは、サンゴの苗の植え付けプログラム等の啓発イベントを通じて、沖縄県恩納村のサンゴ保全活動を⾏うとともに、「美ら海を⼤切にする⼼」をより多くの⼈々に広げることを⽬的に活動しています。
2004年沖縄県内外の企業が集まって「チーム美らサンゴ」を結成。
恩納村漁業協同組合の協⼒や、環境省・沖縄県・恩納村などの⾏政の後援を受けながら、⽣物多様性の宝庫であり、観光資源でもあるサンゴの保全に取り組んでいます。

第2回植え付けイベント

2025年6月14日(土)に第2回植え付けイベントが開催されました。

ダイバー28名、ノンダーバー26名、合計54名の参加者が集まりした。

わずか0.2%

0.2%ってなんのパーセンテージかわかりますか?

地球の約7割が海と言われています。
その海にサンゴが生息しているのは0.2%しかありません。

国立研究開発法人 国立環境研究所 より転記

沖縄に多く生息している造礁サンゴは、体内の褐虫藻の光合成のために光が必要です。
そのため、光が届く浅い海に生息しています。

また、サンゴが生息できる水温は25℃から28℃が最適とされています。
水温が30℃を超える状態が長期間続くと、サンゴは白化現象を起こし、
弱って死んでしまいます。

限られた環境で生息しているサンゴですが、
サンゴがいる海に25%の種類もの生き物が住んでいるんです🪸

海の生態系において、生物多様性がサンゴの役割の一番おおきなところかもしれません。
サンゴは海だけでなく、私たちも恩恵を受けています。
サンゴに集まる魚を捕まえて食べるなどの漁業資源や、その魚やサンゴを見る観光資源。
さらに、サンゴ礁によって台風や高潮から海岸・陸地を天然の防波堤となり守ってくれます。
そのほかにも、医薬品の原料になったり、二酸化炭素の吸収に貢献したりなど
多岐にわたる重要な役割を担ってくれています。

私たちは、海をサンゴを守って行きます!

ノンダイバーコース

ノンダイバーコースでは、グラスボートでのサンゴの観察を行なったり、サンゴの苗を作ります。
今回は26名が参加し、各々のメッセージが込められた26本苗が作られました。

ここで作られた苗が養殖場で育てられ、育った苗がダイバーによって植え付けされていきます。

ダイバーコース

ダイバーチームは3チームに分かれ、一人1本のサンゴの植え付けと観察ダイビングを行いました。

観察ダインビングではサンゴ畑の現状、昨年の夏を生き抜いたサンゴ
新たに作られた親サンゴ、苗サンゴを観察しました。

死滅したサンゴの残骸が残っていたのですが、小さな魚が隠れる場所になっていました。
生態系にはムダなことはないんだなと思いました。

また、サンゴの苗を育てている場所では、前回(2025年5月17日)に苗作りをした苗を見ることができました!
植え付けする頃には文字が消えてしまって見えないことが多いですが、書いてあるメッセージが見えると、ダイバーとノンダイバーの繋がりがより深く感じました。

苗を作ってくれてありがとう😊
元気に育って欲しいです🪸

トーラス株式会社は、沖縄のSDGs達成に取り組む人々のために

そのプラットフォームを構築し、その多様性を活かしてサスティナブルな事業を創出していきます。

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