『SDGs QUEST みらい甲子園』とは、高校生がチームで社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテストで、全国開催エリアの高校生たちが主体となりSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出・発表・表彰する大会です。
昨年度に続き、トーラスが審査員としてファイナルセレモニーに参加しました。
SDGs QUEST みらい甲子園とは
新学習指導要領に記載されている、“持続可能な社会の担い手”を育てるために、SDGsを起点とした社会課題解決に向けた行動を促す機会を創発していくことが狙いです。
以下3つのポイントに注力して行われています。
【高校生自身の主体的な学びと行動】
高校生自身がチームを組み、主体的な学びと行動を創発していく。
【社会課題を探究する学習環境の整備】
2022年度から導入された学習指導要領に基づき総合的な探究授業を見据え、SDGsを通じて生徒たちが社会課題を探究する学習環境を整備していく。
【世代間の繋がりによる実践的行動】
ここで発表されるアイデアを多様なセクターが応援できるパートナーシップで推進し、世代間のつながりを作り上げ、実践的行動を促す。
毎年様々なアイデアがあり、私達大人も刺激を受けるコンテストとなっています。
見事、最優秀賞に選ばれた「teamサラバンジー!」
見事最優秀賞に輝いたのは北谷高校と具志川高校の【teamサラバンジー!】
【teamサラバンジー!】は北谷高校、具志川高校との合同チームで、高齢者の孤独死・孤立化について出来る事はないかと、地域の高齢者を集め「MCは高校生 昭和レトロ しまくとぅば歌声喫茶」を開き、若者と高齢者でコミュニティーを作り孤立化を防ぐという内容です。
高齢者の居場所を作ることで、認知症予防はもちろん孤独死・孤立化は必ず防げると思いました。
また、現実的で誰でも参加することができ、とても感銘を受けました!
お待ちかね!トーラス賞は...!!
【POP OF THE WORLD】
今回トーラス賞に選ばれたのは、球陽高等学校の【POP OF THE WORLD】でした。
量を選択できる自販機を提供する、というものです。
普段私たちがマイボトルを持っていて、500mlもいらないけどお水を足したい…
マイボトルを持って外出したとき、少し足したいな〜と思い500mlの飲み物を買うと結局ペットボトルに微妙な量が余ってしまいます。
それが量を選択できる自販機になればペットボトルの削減など幅広いSDGsの取り組みにもなります。
これは名案!と思いました!!自販機だけではなく、コンビニやスーパーなどでも普及してくれたら嬉しいですね。
素晴らしいアイディアを発表してくれた【POP OF THE WORLD】。
〜人と自然の調和〜を理念に掲げているトーラスから副賞として、海にある様々な自然や生態系を実際に自分の目で見ることで、また新たな関心や発想を生み出して欲しいと「ホエールウォッチング」に招待されます。
光り輝く若者たちと出会えました!!
参加企業と高校生のワークショップも行われ、沢山のアイデアが高校生にも企業の方々にもうまれたのではないかと思います。
高校生同士、企業同士を交えたセッションで様々な視点からSDGsについて考える事もできたと感じ取れました。
『SDGs QUEST みらい甲子園 沖縄県大会』は、高校生が社会課題解決のためのアイデアを競う画期的なイベントです。このコンテストを通じて、高校生たちはSDGsに貢献するために様々なアイデアを出していました。
化粧品のリサイクルや食品廃棄を防ぐプラットフォームなど、具体的で実現可能なアイデアが多数発表され、地域社会に新たな視点を生み出すことが出来ました。
『SDGs QUEST みらい甲子園 沖縄県大会』は、持続可能な未来への貢献だけでなく、若者たちの社会への積極的な関与を促すとても素晴らしい機会となりました。このような取り組みがさらに増え、沖縄県だけでなく全国、そして世界に広がることで、より多くの革新的なアイデアと解決策が生まれることを期待しています。
主催と協賛企業
玉城 直美
実行委員長 沖縄県SDGSアドバイザリーボート座長・ 株式会社うなぁ沖縄 社会起業家
皆さんの活動や頑張りが私たち大人に勇気を与えてくれます。みなさんの叶えたい目標に向けて、周りの大人をどんどん巻き込んでくださいね。
安仁屋 聡
実行委員 琉球放送株式会社 常務取締役 メディア本部長
SDGsの理念が世界に浸透していく中、武力紛争や環境問題、貧困、格差など再び黒い影が覆い始めました。2030年のゴールの時、社会の中心にいる高校生諸君!世界の在り方を共に考え、世界の未来をより良い方向に導いてください。
金城 由希乃
実行委員 株式会社マナティ 代表
高校生の私たちでもできることは何?=実は何でもできます!あなたのアイディアを社会に発信して仲間と実現させるチャンス、ぜひご応募ください
倉科 和子
実行委員 JICA沖縄 所長
わたしの、わたしたちの、そして世界の人々のために。信頼と笑顔あふれる持続可能な社会の実現に、共に手を携え取り組んでいきましょう。
https://www.jica.go.jp/okinawa
平良 秀春
実行委員 沖縄県企画部企画調整課 SDGs推進室長
SDGsの達成に向けたアイディアには自由な発想が大事です。仲間とともに目指 したい社会の将来像や取組について色々とディスカッションしてみてください。 様々なアイディアの提案を楽しみにしています。
竹村 明洋
実行委員 琉球大学 教授
皆さんはSDGs達成の2030年には社会の中心として活躍し始めておられます。今回の未来甲子園を同じ方向性を持った仲間を増やしていくきっかけにして下さい。
https://www.u-ryukyu.ac.jp
共催パートナー
主催パートナー
トーラス株式会社は、沖縄のSDGs達成に取り組む人々のために
そのプラットフォームを構築し、その多様性を活かしてサスティナブルな事業を創出していきます。