Save the coralプロジェクトとは、2018年7月に「サンゴの村」を宣言した恩納村が主体で行なっている活動です。
毎年3月5日のサンゴの日に、豊かな恩納村の自然環境を守るため、ビーチクリーン・グリーンクリーン(陸域の環境保全活動)・ダイビングでのサンゴの植え付けが行われています。
恩納村の取り組み
恩納村では、サンゴの村宣言【~世界一サンゴと人にやさしい村~】というモットーを掲げ活動しています。
Save the coralプロジェクト以外にも、サンゴの村フェスタ開催でワークショップや展示会などのイベントを行ったり、恩納村のサンゴ礁の現況の発信などを行っています。
また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた優れた取り組みを行う都市として、「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されています。
ビーチクリーン・グリーンクリーンに参加!
私たちはビーチクリーンとグリーンクリーンに参加しました!
村内の3箇所で実施された今回のイベントは、20以上の企業・団体が参加、総勢280名が参加したそうです!
ビーチクリーン→210名
グリーンクリーン→40名
サンゴ苗植え付け→40名
ビーチクリーンでは沢山のゴミが集まりましたが、圧倒的に多かったのは、やはりマイクロプラスチックでした。
グリーンクリーンは植林をする活動で、この日はイッペー(コガネノウゼン)という木の苗を植えました。
宇加地公民館に集合し、そこから植林をする畑まで歩きながらおよそ2〜3キロの道中をゴミ拾い!
帰り道も違うルートでゴミ拾いをしましたが、ビーチクリーンとはうって変わり、ゴミはほとんどありませんでした。
今回は参加していませんが、ダイビングでのサンゴ植え付けをしている写真を提供していただきました。
主催と協賛企業
まとめ
Save The Coralプロジェクトの活動は年々活気を増していますが、気候変動はまだまだサンゴ礁に大きな影響を与えています。
海水温上昇や海洋酸性化などの影響によって、サンゴがストレスを受け、白化や死滅する可能性が高まっています。これに対処するためには、気候変動の原因である温室効果ガスの排出削減などの対策をこれからも持続する必要があると感じました。
海洋汚染もサンゴ礁にとって深刻な脅威です。農薬や化学物質、プラスチックなどの汚染物質が海洋に流入し悪影響を与えるだけでなく、生息する生物にも影響を与えています。
(今のところは、まだまだ解決までには程遠いですが、恩納村でのみならず、各地でこのような継続的な地域コミュニティとの連携を行い、さらには政府や国際的な協力があれば、豊かな海の姿が見られるのはそう遠くはないのではないかと思います。)
トーラス株式会社は、沖縄のSDGs達成に取り組む人々のために
そのプラットフォームを構築し、その多様性を活かしてサスティナブルな事業を創出していきます。