沖縄福祉保育専門学校へSDGs講義!

トーラス株式会社が運営する「Be Kind OKINAWA」は今までのSDGs活動での取材などの知識を活かし、小学校から大学・専門学校での出前講義を行なっています。

今回は沖縄福祉保育専門学校でSDGsについて講義をしてきました!

SDGsとは

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

地球上の「誰一人取り残さないこと(leave no one behind)」を誓っています。

簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。

講義前半の様子(SDGsについて)

沖縄福祉保育専門学校の生徒、約100名を対象に150分ほどのSDGsの講義・ワークショップを行いました。

まずはSDGsとは何か、SDGs目標の各項目ごとに世界や日本、沖縄の現状や課題の説明をしました。

また、一方的な聞くだけの講義にならないよう、各項目ごとにクイズを出題!

例えば、SDGs目標【6番:安全な水とトイレを世界中に】のクイズでは

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問題:きれいで安全な水が飲めず、1日で命を落とす子供の数は一体どれぐらいでしょうか?

A   約10人

B   約100人

C   約1000人

答え:C 約1000人

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というような感じで、生徒の皆さんには選択肢に手を挙げてもらい、クイズについて真剣に考えていたり深く頷いている様子が見受けられました。

驚きのクイズ結果もあったようで、皆さん楽しく学ぶことができたのではないかと思います。

講義後半の様子(ワークショップ)

ワークショップではSDGs項目の1番、5番、6番についてワークシートを作成してもらいました。

作成するワークシートの内容としては、大きく3つ

① SDGs目標について、現在の世界・日本・沖縄の現状(どのような状況で、どのような問題があるか)

② その問題について、解決策として各々ができること(自分たちができること 国や行政・企業・学校でできること)

③ 実際に行われている取り組み事例

を40分ほどでまとめてもらいました。
4人1組のグループに分かれてもらい、その中で情報収集や議論を行い、SDGsについてより身近に感じられるよう企画構成をしました。

生徒の皆さんは、各々自分で調べ、SDGsに対する現状や課題、それについて自分たちなりの解決策などを沢山まとめてくれていました。

和気藹々と活発に話し合いをし、私たち講師や先生にも色々無質問が飛び交い、非常に充実した時間になったのではないかと思います。

また、生徒だけでなく、私たちも様々な観点から改めてSDGsについて学ぶ機会にもなりました!

皆さんのワークシートの内容は、どれも素晴らしかったです。

その中の一部を紹介させていただきたいと思います!

【貧困をなくそう】

【ジェンダー平等を実現しよう】

【安全な水とトイレを世界中に】

ワークシート作成後は、いくつかのグループに発表してもらいました。

中には留学生も数名おり、日本語での発表は難しかったと思いますが、それでも頑張って一生懸命発表してくれていました!

講義の最後には、こども未来学科2年生の仲宗根 健斗さんから代表挨拶としてお礼の言葉をいただきました。

「今回の講義でSDGsに興味を持ち、調べた内容や考えたことなど、自分たちにできることをしっかり行動にしたいです。」と話しており、非常に感銘を受けました。

少しずつ良いので、できることからぜひチャレンジしてほしいと思います٩( ‘ω’ )و

まとめ

講義を通じて、まず学生たちにSDGsの重要性とその背景について理解してもらえたかと思います。多くの学生が持続可能な開発の概念やその目標が、現代の課題にどのように対応しているのか、そしてなぜ我々がこれらの目標を達成する必要があるのかについて深く考える機会をお互いに得ることができたと感じました

特に印象に残ったのは、SDGsが単なる政府や国際機関の取り組みにとどまらず、企業や個人にも求められていることを伝えることができたことです。「他人事ではなく、自分ごととして考えること」

持続可能な開発は、全ての人々の協力と責任を必要とする大きなテーマであり、私たちがどのようにしてそれに貢献できるのか、具体的な取り組みについて話し合う機会もとても良かったと思います。

全体として、学生たちはSDGsが持つ様々な挑戦と可能性について深く考えることができ、将来自分たちがどのように貢献していくのかを模索する良いきっかけになったと感じています。引き続き、持続可能な開発目標に関する知識を発信し、進めていくことが、より良い未来を築くために重要であると思います。

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